イギリス南西部コーンウォール(Cornwall)の海辺の村メヴァギシー(Mevagissey)で、400年の歴史を誇るパブ「ザ・シップ・イン(The Ship Inn)」が白いペンキを投げつけられる被害に遭いました。しかし直後から地元の住民たちが駆けつけ、清掃を支援する動きが広がっています。
歴史ある建物を襲った被害と住民の自発的な支援
メヴァギシーのフォア・ストリート(Fore Street)にある同店は17世紀に建てられた伝統的なパブで、1974年にグレード2(Grade II)の指定建造物に登録されました。今年になって同店の経営を引き継いだアレクス・アール(Aleks Earl)氏とノア・アール(Noah Earl)氏の夫妻は、9月2日の朝に窓や正面の壁一面が白いペンキで覆われ、窓が割られているのを発見しました。
心ない行為に直面した夫妻でしたが、事態を知った村の人々は要請を待たずに現場へ集まりました。土砂降りの雨が降るなか、住民たちはペンキの清掃や後片付けを助けるために自発的に作業へ参加しました。
People turned up without being asked and simply got stuck in. That kindness and community spirit means more to us than we can put into words.
人々は頼まれることもなく姿を現し、ただ夢中で作業に取り組んでくれました。その親切さとコミュニティの精神は、言葉では言い尽くせないほど大きな意味を持っています。
出典: Community rallies round after historic pub in seaside Cornish village splattered in paint | cornish-times.co.uk
醸造所や警察と連携し前を向く
夫妻はソーシャルメディアを通じて、メッセージや支援を寄せたすべての人に感謝の意を伝えました。落胆することなくきれいに清掃を進め、村が誇りに思える場所に育てていくと意気込みを表明しています。
デヴォン・アンド・コーンウォール警察(Devon and Cornwall Police)は、9月1日火曜日から2日水曜日の夜間にかけて器物損壊の通報があったことを確認し、捜査を続けています。店側は警察およびセント・オーステル・ブルワリー(St Austell Brewery)と連携しながら、責任者の特定を進めています。
