カナダのトロント・ピアソン空港(Toronto Pearson airport)の敷地内で逃げ出し、行方が分からなくなっていた7歳の飼い猫キャラメル(Caramel)が、16日間にわたる捜索の末に無事保護されました。キャラメルはモントリオールへ運ばれ、飼い主のアビル・バティキ(Abir Batikhi)さんと再会を果たしました。
経由地でキャリーから脱走
バティキさんは8月17日、4匹の猫を連れてヨルダンからカナダへの帰途についていました。飛行機が経由地のトロント・ピアソン空港に到着した際、キャラメルは貨物室から飛行機を抜け出しました。第3ターミナル付近のランプエリアから第29および30ゲートの方向へ走り去る姿が目撃されたものの、その後行方が分からなくなりました。モントリオールに到着したバティキさんが受け取ったケージのうち、キャラメルのものだけが空の状態でした。
バティキさんはSNSを通じて空港利用者に目撃情報の提供を呼びかけ、空港側も捜索を開始しました。空港スタッフがチラシを掲示して情報共有を続けたほか、野生生物対策を担うファルコン・エンバイロメンタル(Falcon Environmental)が捜索に加わり、人道的な捕獲器を設置しました。空港作業員から寄せられた目撃情報をもとに捜索エリアが絞り込まれました。
貨物施設で捕獲され無事帰宅
9月2日の夜、キャラメルは空港内の貨物施設に設置された捕獲器の中で無事に発見・保護されました。航空会社ロイヤル・ヨルダン(Royal Jordan)のトロント駐在マネージャーから写真付きの連絡を受けたバティキさんは、安堵の声を上げました。
キャラメルは9月4日にモントリオールへと輸送され、バティキさんのもとに戻りました。体重が落ちて緊張した様子も見られたものの、帰宅した翌朝にはいつものように缶詰のフードを食べ、他の猫たちと一緒に過ごしているといいます。バティキさんは、捜索に尽力した空港関係者や応援のメッセージを寄せた人々に感謝を述べています。
