南米コロンビア(Colombia)のビジャビセンシオ(Villavicencio)にあるサント・ドミンゴ・サビオ(Santo Domingo Savio)教会で、保護犬のシモン(Simón)が礼拝中に前足を差し出し、祈りを捧げる神父の手と重ね合わせる出来事がありました。
神父のカルロス・マリオ・ペニャ・ロペラ(Carlos Mario Peña Lopera)氏が教区民の女性のために祈っていた際、シモンは女性の隣の椅子に静かに座っていました。そして神父に向かってゆっくりと片方の前足を伸ばしました。カルロス神父はためらうことなくその前足を手で包み込み、そのまま祈りを続けました。
路上から救われた2匹の保護犬
シモンはかつてビジャビセンシオの路上で暮らしていた雑種犬でした。カルロス神父によって保護され、引き取られました。教会にはシモンのほかにルナ(Luna)という犬も保護されており、2匹は6年以上にわたって神父の活動に同行してきました。
2匹は祭壇の近くで見守るだけでなく、賛美の歌が流れると一緒に吠えたり遠吠えをしたりして参加することでも知られています。その様子を捉えた動画はインターネット上で数百万回再生され、教会の一員として親しまれてきました。
“Simón helping in the prayer,” Father Carlos wrote when sharing the touching moment.
「祈りを手伝うシモン」と、カルロス神父はこの胸を打つ瞬間の映像を共有した際に書き添えました。
出典: Rescue Dog Reaches Out Paw to Pray With Priest During Church Service
地域の人々を見守る存在
シモンが教会で周囲の様子に気を配るのは、今回の祈りだけではありません。過去には高齢者が気を失った際に、シモンとルナが吠えて周囲に知らせ、その人が介助を受けられるようにしたこともありました。
かつて路上で助けを必要としていたシモンは、今ではカルロス神父の牧会活動や祈りの場に欠かせない相棒として、日々教区の人々のそばに寄り添っています。
